2008年02月03日
2006年01月02日
ブルガリア・19世紀の邸宅を訪ねて
「19世紀、トルコの大富豪たちは競うようにして華やかな邸宅を建てた」
----こんな記事を旅行雑誌で読んだのは、もう3年ほど前のこと。
2005年の夏に、5日間の休暇をとって、やっとブルガリアへ行くことができました。
イスタンブールのバスターミナルから約8時間、首都ソフィアへ到着です。人々の服装や
カフェに並ぶサンドイッチを見て、ヨーロッパへ来たということが確認できるのだけれど、
それは洗練されているとか進んでいるのとは違う…。
旧式のトラムや乗り合いタクシーなどを見ると、どことなく懐かしく、
古い時代の暖かみがそのまま残っているような町なのです。
でも、ソフィアには滞在せずに、すぐにバスを乗り換え目的の『プロブディフ』へ。
(今来た道をトルコ方面に2時間戻るのです!)
プロブディフ
| 紀元前のマケドニアの時代から、バルカン半島の交通の要所であったプロブディフは、オスマン王朝の支配下にあった14から19世紀の間にも商業都市として栄え、それぞれの時代の建築様式や装飾が今も残されています。 特に19世紀に、富豪たちが「民族復興様式」と呼ばれる独自の建築様式で建てた邸宅は、昨日まで誰か住んでいたかのような状態で、博物館として公開されています。 家の持ち主は、ブルガリア人、トルコ人、アルメニア人と多彩で、それぞれが西欧の様式、バロック様式、トルコ様式の特徴をミックスさせて、民族復興様式の邸宅を作り出したのでしょう。 建物の外観からお部屋の調度品まで、見ごたえがあります!! |
写真をスライド風にしましたので、ごらんください♪
(下の写真をクリックすると別のウインドウが開きます)
コプリフシティッツァ
| 19世紀中ごろ、プロブディフに建てられたバロック様式と民俗復興様式が混ざった屋敷に感化を受けたコプリフシティッツァの富豪たちは、その様式を取り入れて競って豪華な邸宅を建てました。山間の避暑地といった雰囲気の小さな村は、家々の間を小川が流れるのんびりした田舎の雰囲気。石畳を歩いていると、150年前の風景がそのまま残っているように感じられて、村全体がひとつの博物館のような素敵な村なのです。 コプリフシティッツァには、プロブディフほど大きくはありませんが、凝ったデザインの家が多く残っています。 |
写真をスライド風にしましたので、ごらんください。
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2003年09月05日
サフランボル 世界遺産になったトルコの民家
1994年にサフランボルの古い宿場町の町並みが世界遺産に登録されたと知ってからずっと、 一度たずねてみたいと思っていたのが、やっと実現しました!
首都アンカラから150キロほど黒海方面へ行ったところにあるこの町は、 どこかへ行くついでにというわけにはいかない中途半端な場所にあって、なかなか行くチャンスがなかったのでした。 宿場町という地味な存在のせいもありますが…
小さな中央広場でバスを降りて歩き始めると、町全体は本当にの〜んびりした感じ。 1時間もすれば、ひと周りできてしまうほどの広さです。
建築とかインテリアとかに興味がなかったら、1日を過ごすのはちょっとつらいかも、、、と思いながら、 中を公開している民家を1つずつ訪ねます。
ちょっとだけお金を払って、家の中へ。床が汚れないように、 靴やサンダルなどに薄いビニール袋をかぶせて歩きます。古い時代にははスリッパのような室内履きがあったそう。
部屋の中は、家具や小物なども展示されていて、まるで映画のセットのようでした!
ほとんどは19世紀初頭に建てられた家ということですから、約200年前の家ですよね。それにしては、床や階段、 窓などの木造部分がすごくきれい。手入れがゆきとどいている感じです。
そして嬉しいことに、小物や調度品はオリジナルのものがそのまま展示されているんです。う〜ん、これは何時間見ても、 飽きません♪
キリムもたくさん敷いてあって、こんな風に使われてたのかと見るたび感激です。きいたところによると、 こんな風にたくさん部屋のある家でも、普通レベルかどちらかというと貧しいクラスの人々の家だったとか。 さらに夏には涼しくすごせるように別荘を持つのが普通だったといいますから、贅沢ですよね〜。
(↓)木造の螺旋階段。奥には小さなゆりかごが。 |



