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サイズ: | 276x153cm | 産 地: | シラーズ・カシュカイ | 年 代: | 1970- | 素 材: | ウール×ウール |
 | カシュカイキリムは、ポップで明るい色使いと、クレヨンで手描きしたような表情のあるモチーフで現代のお部屋にも合わせやすく人気が高いのですが、近年マーケットに出てくる数が減っていて、サイズや色のバランスの取れたピースは手に入れるのが難しくなってきています。 このキリムは、同様のカシュカイキリムに比べると織り地が薄手で、やわらかくしなやか。オールドとしていますが、およそ15-20年前に織られた比較的新しいキリムのようです。
目立つダメージはなくきれいな一枚。経糸には、ところどころ黒いウールが使われています。
■カシュカイ族■ ギャッベを織る遊牧民として知られるイラン南部の部族グループ。現在、定住化が進んでいるが、今もなお、夏冬の生活エリアを変えるため数百キロの移動を繰り返しながら、テントで暮らしている人々もいます。大家族が暮らす大きな黒いテントの中で、家財道具をカバーしたり、日除けにしたり、もちろん敷物にしたりと、生活道具としてなくてはならないのが遊牧民にとってのキリムなのです。 イラン東南部のシーラーズを中心として、ザクロス山脈の麓に住むカシュカイ族は、トルコ語系の言葉を話す遊牧民で、イランの中では最もトルコに近いキリム文化を持っています。 |



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