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イランから素朴で小さなキリム

イランの荒涼とした大地

6月8日から15日まで、5年ぶりにイランへ行って来ました。
今回は、東南部のシーラーズを中心に、ギャッベを織るカシュカイ族を訪ねるのが目的でした。

トルコでは今はなかなか出会えなくなってしまった遊牧民の暮らし、
昔ながらの絨毯・キリムのある生活を、少しだけ体験してきました。

そのご報告は次回にいたしますね。

乾いた土の上に水平の織り機を構えて無心に織る少女たちの姿は
とても印象的で、なにか心打たれるものを感じます。

カシュカイの少女

もくもくと根気のいる作業を続ける少女たち…
数年前に「おしん」のドラマがイランで流行ったことを思い出しました。

つらく厳しい、というイメージではなく、
いつも楽しく朗らかな彼女たちですが、
厳しい自然から与えられたものを使って静かに強く生きるという雰囲気が
おしんに重なって見えたのです。

今は自分たちで使うよりも、バザールへ持って行くために織るキリムも、
水平の機で織る様子は昔と変わりません。

決して精密で整っているとはいえないかもしれませんが、
心の動きがそのまま現れたような小さなキリムに、
温かさを感じずにはいられないのです!

今回は、以前に仕入れたものから、小さなピースをご紹介いたします。


風景を描いたギャッベキリム 40cm角ミニサイズ


シルジャン・ラフラスマック

 

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