モロッコの古都マラケシュから南に２００km、カスバ街道の入り口に当たるワルザザードOuarzazateという町の近郊で、現在織られている新しいキリムです。ベルベル族の伝統柄をアレンジして、カラフルな色彩とデザイン、そしてキリム・ジジム・カーペットの３つのテクニックを使ったユニークなキリムで、フランスをはじめヨーロッパでもインテリア性の高いラグとして人気が高まっています。

タピ・タズナフト Tapis Taznakht －－タズナフトは、ワルザザード南部にあるベルベル族の村で、現在もラグやキリムが盛んに織られています。カラフルで華やかな色合いと、現代風にアレンジされたデザインが特徴です。 【素材について】タズナフトのラグは、縦糸にコットンが使われているもの多いのですが、時としてアクリルが混ざった糸が使われていることがあります。表面に現れている織りの部分は、１００％ウールですので、特に品質には問題ないとの判断で販売しております。時代とエリアの特徴が反映されてのこととご理解いただければ幸いです。 【染料について】華やかな色の染料ですが、基本的には合成染料が使われています。最初から少し使い古したふうに、日焼けさせて褪色させたものもありますが、お使いいただくうちにも多少の日焼けによる色あせが考えられます。また、褪色しているキリムでも内側には原色のまま染料が残っていますので、水につけて洗う場合は、染料が流れ出す可能性も考えて、慎重に行ってください。

織りはややラフな感じですが、織り地はしっかりとしたハリがあります。パイル（毛足）のあるカーペット織り部分と、平織りのキリム部分のコントラストが見た目にも楽しく、上を歩くと足に伝わるキリムの凹凸が気持ちいい♪