Kilim Exhibition in Topkapi(1)
2003年夏、トプカプ宮殿の庭園内にある旧造幣局の建物で、アンティークキリムの展示がありました。
約40枚のキリムの展示があり、これらはすべてアメリカの写真家、ジョゼフィン・パウエルが1974年からの20年間に渡り収集したものです。
ジョゼフィン・パウエルについては、また別にご紹介することにして、展示のキリムをごらんください!
展示されているキリムのほとんどは、彼女がキリムを買い取った当時のままの状態で布に貼り付けられていて、中にはやっと原型をとどめているといったものもあります。
これほどのキリムは、現在はなかなかマーケットでお目にかかることはありません。
200年近く経っても、鮮やかに残っている天然染料の染めの色。
優雅です。ため息がでます。
左奥に、アダナの4枚パネルのジジムが見えます。
旧造幣局の建物ということで古い機械などがまだ残されたままになっているのですが、
天井が高く広々とした空間に、大型のキリムの展示がぴったりでした。
ユンジュ。バルケスィールの3枚。
シンプルな色使いで、力強いデザインの迫力あるキリムです。
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