ベルベットのスザンニ テーブル&ソファカバーに
ベルベットのような光沢のあるコットンのモケット地に、
ハンドミシンで刺繍をしたスザンニを10点掲載しました。
ハンドミシンというのは、ホッチキスのようなもので、
私たちが使っている足踏みや電動のミシンと違って、
ひとめずつ、カチッカチッと握って、刺繍を進めてゆくものです。
針仕事の手刺繍よりはもちろん簡単にできますが、
これだけの大きな布に、曲線で描いた図案を描くには
なかなかたいへんです。
このタイプは、いくつか年号が入っていることからもわかるように、
1960-1980年ごろに作られたものがほとんどです。
スザンニが作られているウズベキスタンは、
ソヴィエトの統治下、民俗色の濃い伝統的なものを作ることは禁止され、
それでも新しく手に入れたハンドミシンで、
自分たちの記憶に残っている「スザンニ」刺繍を作り続けた…
このベルベット地のスザンニには、そんな複雑な時代背景が
映し出されている気がするのです。
色合いもきれいで、決してチープな感じではありません。
お部屋の間仕切りやベッドカバーなどに、アレンジしてみてくださいね。
オールドスザンニはこちらから
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